「自分の本当の言葉がわからないと祓えない」と。
それと意志とどんな関係にあるのかといいますと、
祓われた状態から発するのが「意志」であり、
そうでない状態から発するのが「意思」と考えると
わかりやすいでしょう。
祓われていないと第五階層に行くことができません。
思考のゴミを取り除かないと、
あの透明で超光速の意志は出せないのです。
ですから、その場合は、
自分で「意志」を出しているつもりでも、
出ているのは「意思」だといえます。
で、その祓いを効果的に行うためには、
自分をよくよく理解していないのといけないのです。
本当の自分は何を感じているのか、
自分の本当の言葉は何なのか、
ということです。
他人に合わせる生き方をしていたり、
誰かに支配されるような人生を送っていると、
自分の言葉というものが曖昧になってきます。
自分の何を祓えばいいのかわからなくなるという。
が、その奥には、やはり自分の本当の言葉があります。
「表面的にはこう繕っているが、本当はこんなことしたくない」とか。
祓いとは、その自分の本当の言葉を、
いいも悪いも含めバラバラに分解することであり、
それにより自己を初期設定に戻すことをいいます。
素のままの自分になって初めて、
自分が本当にやりたいことや、
自分の使命といったものが見えてきます。
ひょっとしてそれは、純真無垢な、
子供の頃に考えていたことかもしれません。
つまり、それがわかって初めて、
意志を出すことの意味も出てくるわけです。
「宇宙は意志によってできる」のであり、
「意志は神である」と言霊学では提唱しています。
これが本当にわかった時、
頼れるのは己の意志しかないと気づきます。
それこそが「創造意志」であり、
まさに自分の宇宙を創造するものです。
その時自分の宇宙は皆の宇宙になっています。